『農耕の技術と文化』は、農耕文化研究振興会の機関誌です。創刊号(1978年)から第15号(1992年)までは『農耕の技術』、第16号(1993年)からは『農耕の技術と文化』として第27号(2010年)まで刊行してきました。休刊期間をはさみ、第28号(2019年)からはオンライン・ジャーナルとして刊行することにしました。『農耕の技術と文化』の英語名称は「Farming Technology and Culture」です。
創刊号から第27号まで、作物の栽培や家畜の飼養についての歴史性や地域性を明らかにし、人間の営みとしての農業を考える研究成果を発信してきました。海外および日本の農業や農村をめぐる現状、そしてさまざまな課題について考えようとする論考を掲載しています。また、農業と農村の持続性を維持していくことはますます重要になっています。人間の営みとしての農業を「農耕」ということばでとらえ、そこに内在する技術と文化に焦点をあててきた『農耕の技術と文化』の精神はこのオンライン・ジャーナルでも受け継がれていきます。共感される皆さんからの積極的な投稿をお待ちしています。
原稿は随時募集しています。投稿規定・執筆要領をご参照の上、ぜひご投稿ください。
農耕文化研究振興会では、既刊号の各論考の著者に対して公開の許諾をとりつけています。このサイトでは、すでに許諾を得た論考のみ公開しています。未公開のもの(公開日を記していないもの)は許諾を取り次第、順次、追加していきます。
編集委員(2023年1月~2024年12月)
大山 修一(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
竹田 晋也(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
田中 耕司(京都大学名誉教授)
縄田 栄治(京都大学国際戦略本部ASEAN拠点)
松田 正彦(編集委員長/立命館大学国際関係学部)
柳澤 雅之(京都大学東南アジア地域研究研究所)
創刊号発起人および歴代編集委員
創刊号発刊発起人
栗原 浩(鳥取大学農学部)
前田 和美(高知大学農学部)
氏原 暉男(信州大学農学部)
安江 多輔(岐阜大学農学部)
渡部 忠世(京都大学農学部)
第2号から第27号までの編集委員 ※氏名[就任当時の所属]担当号
渡部 忠世[京都大学東南アジア研究センター/放送大学教養学部/農耕文化研究振興会]第2号~第23号
吉良 竜夫[大阪市立大学理学部/滋賀県琵琶湖研究所]第2号~第23号
栗原 浩[京都大学農学部/九州東海大学農学部]第2号~第8号
坂本 慶一[京都大学農学部/大阪産業大学経済学部/福井県立大学農学部]第2号~第14号
佐々木高明[国立民族学博物館]第2号~第23号
高谷 好一[京都大学東南アジア研究センター/滋賀県立大学人間文化学部]第2号~第23号
堀江 武[京都大学農学部・同大学院農学研究科]第9号~第23号
應地 利明[京都大学文学部/京都大学東南アジア研究センター]第12号~第23号
高村 泰雄[京都大学アフリカ地域研究センター]第12号~第23号
祖田 修[京都大学農学部・同大学院農学研究科]第15号~第23号
宮崎 昭[京都大学農学部・同大学院農学研究科]第15号~第23号
田中 耕司[京都大学東南アジア研究センター]第20号~第27号
矢澤 進[京都大学農学部・同大学院農学研究科]第20号~第27号
天野 高久[京都大学大学院農学研究科]第23号~第27号
池上 甲一[近畿大学農学部]第23号~第27号
岡 三徳[農業環境技術研究所]第23号~第27号
小林 茂[大阪大学大学院文学研究科]第23号~第27号
寺沢 薫[奈良県立橿原考古学研究所/奈良県教育委員会文化財保存課]第23号~第27号
徳永 光俊[大阪経済大学経済学部・同日本経済史研究所]第23号~第27号
鳥越 洋一[農業技術研究機構東北農業研究センター/秋田県農業試験場]第23号~第27号
那波 邦彦[広島県立農業技術センター]第23号~第27号
堀尾 尚志[神戸大学農学部]第23号~第27号
山本 紀夫[国立民族学博物館]第23号~第27号
渡部 武[東海大学文学部]第23号~第27号
第28号から第32号までの編集委員 ※氏名[就任当時の所属]担当号
大山 修一[京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科]第28号~第32号
竹田 晋也[京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科]第28号~第32号
田中 耕司[京都大学名誉教授]第28号~第32号
縄田 栄治[京都大学大学院農学研究科]第28号~第32号
松田 正彦[立命館大学国際関係学部]第28号~第32号(編集委員長)
柳澤 雅之[京都大学東南アジア地域研究研究所]第28号~第32号